ナツメブログ

田舎暮らしをより楽しむ主婦のブログ

2021年7月25日
から admin
0件のコメント

カラスなぜなくの?裏の畑に行ってみてごらん!

家庭菜園を楽しむ人は年々増加傾向にあるそうですが、以前と比べて最近は楽しむだけのものではなくなりつつあるようです。

猪・鹿・猿・・・と、次々と対策を立てなければ収穫は望めないという困った現実に、皆さん頭を抱えておられるようですね。

実は私もそれらの問題に悩まされてきましたが、猪・鹿対策は唐辛子タップリの竹酢液を定期的に散布することで解決。また猿対策はダイソーのヘビを置くことで、防ぐことができるようになりました。皆さんのお知恵拝借で、切り抜けることができました。

 

 

ところがここにきて、予想もしていなかった強敵が現れました。

それは「カラス」です。

今までカラスの被害にあったことのない私。少々うるさい鳥だけれど、私は騒音は全く気にならないから平気よ!と呑気に構えていたのですが・・・。

 

 

1ヶ月ほど前から菜園横の電信柱にとまるようになった一羽のカラス。早朝からやってきて、毎朝「カァー」とないては帰っていました。

まるでサラリーマンの出勤のようにそれは続きました。なきごえが聞こえるので外に出てみると、いつものスタイルで「カァーカァー」となきながら、アチコチ観察しているようでしたね。

そのうちに二羽の子ガラスが加わって、大きなカラス(母親?)が「カァー」となくと、それに続いてヘタクソな声で「ガァーガァー」と、なんともかしましい限りでした。

とはいうものの、巣立ちにあたっての訓練かとも思われたりして、人間だけではなくみんな子育ては大変なのね・・・と同情したりしていたのですが。

そんなお人好しの私が、彼らの目的に気がついたのはずっと後のことです。しかも後の祭りでしたね。

 

先日の夕方のことです。いつになくカラスが騒がしかったのですが、私は気にもとめず家の中で用事をしていました。そして、夕方野菜に水やりに行って、初めて彼らの目的を知ったのでした。

スポンサードリンク



菜園にはミニトマト・アイコと中玉トマトが植えてあります。しかも今年はご近所のトマトはどこも不作だというのに、我が家は大豊作。まだやっと色づき始めたばかりなのですが、それはとても美味しそうに見えました。

 

 

カラスは基本的には生野菜は食べないそうなのですが、トマトだけは例外で、それは彼らの好物なのだそうですね。

カラス三羽がとまっていた電柱からは死角になっていたミニトマト・アイコは、幸いなことに被害を免れましたが、中玉トマトの赤く色づいていたものは、16個すべて跡形もなく消えていました・・・。

一個50gの中玉トマト。一つ試食してみたらとてもおいしかったので、ワクワクしながら収穫の時を待っていたのですが・・・残念です。

きっと三羽のカラスは「美味しそうだね!」「早く食べたいなぁー」「もう少しお待ち!」と、そんな会話をしながら、毎日「カァーカァー」「ガァーガァー」とカラス語で話していたのかも知れませんね。

 

 

これ以上被害がでないように、とりあえず応急処置。1、8m×5mの防虫ネットを張って、私の知恵袋である種苗屋さんの所へ飛んで行きました。

そして教えていただいたのは、意外な物。一番細い「テグス」を張るといいとのことでした。

なんでもカラスは羽にあたる物を極度に恐れるとのことでしたね。カラスにとって羽が傷つくことは「死」を意味するのだそうです。それは他の鳥にも共通しているとのことでした。

学習能力の高いカラスは、一度危険な目にあうと、その場に近寄らないという習性があるとのことですから、さっそく試してみることにします。

ミニトマトは例年10月末までなり続けます。そして大半は私のお腹におさまってリコピンを供給してくれるはずなのですから・・・(笑)

問題にぶつかる度に適切な答えをいただけることに感謝しながら、私は今日も菜園に出ています。

 

2021年7月17日
から admin
0件のコメント

野菜を育て味わう喜び~貧乏人のズッキーニ揚げ

つい先日のこと「これだけの野菜を無農薬で育てるとは大したものです」とほめて下さった方がおられました。

確かに安全だし、美味しい。日持ちもすると評判の我が家の野菜ですが、いつも上手くいくとは限りません。

たまには病気にもなりますし、害虫や鳥、モグラの被害にあうこともあるのです。それでも、いろんな野菜を作りたいし、美味しく食べたい!「育てて食べる」は、家庭菜園の醍醐味だろうと信じて、日々頑張っている私です。今日は今が旬のズッキーニの料理を作ってみました。

 

 

日本では80年代に栽培が始まったというズッキーニ。キュウリのような面白いカボチャ・・・写真を見ながら興味津々で育てたのは9年ほど前の事でした。

量販店でイエローズッキーニの苗を1本買ってきて植えました。その時は天候にも恵まれたのか、運が良かったのか順調に育ちましたね。そして30本収穫することができた時は大満足。とても嬉しかったことを覚えています。

 

 

大したお世話もせず、苦労知らずでこんなにたくさん収穫できた!この調子だと3本もあれば100本近くとれると、捕らぬ狸の皮算用・・・で、毎年植えているのですが、いつも予定通りに上手くいくとは限りません。

降り続く雨のせいで、収穫した時の切り口が腐ってきて枯れてしまうこともあるのです。それでもめげずに植えている私ですが、さて、今年はどうなりますことか・・・。

 

ところで、いつもオリーブオイルで炒めるだけではつまらないと、今年はネットでレシピをさがしてみました。今は便利な時代ですね。そして見つけたのが井筒麻三子さんのレシピ。

 

【イタリア旅気分レシピ】貧乏人のズッキーニ揚げ

 

 

 

【材料】

ズッキーニ    1本

ニンニク     1片

ミントの葉    1枝

オリーブオイル  適量

塩        適量

レモン汁     適量

 

【作り方】

1)ズッキーニは薄切りにし、ザルに並べて1日天日干しにする

2)ニンニクはスライス、ミントの葉は荒みじん切りにしておく

3)フライパンにオリーブオイルを1cm程度入れ、150度(中火)に熱する

4)(3)にニンニクを入れ、程よく色付くまで揚げたら、取り出しておく

5)(4)のフライパンにズッキーニを加え、両面が色付くまでじっくり揚げ、油を切る

6)(4)で取り出したニンニクとミントの葉をズッキーニに加えて混ぜ合わせ、塩、レモン汁をふって味を整えたら完成

 

輪切りにしたズッキーニを干すのは少し面倒かも知れませんが、簡単にできて美味しい。ちょっとオシャレなのもいいですね。できればズッキーニは2個使ったほうがいいかもしれません。

 


スポンサードリンク


2021年7月4日
から admin
0件のコメント

栄養満点!骨ごと丸ごと食べられるキビナゴの生姜煮

キビナゴは体側に銀色と青の帯を持つ美しい小魚です。大きなもので、体長10cmくらいになります。

宇和海沿岸に生まれ育った私は、子供の頃から刺身や煮付けをよくたべていました。ことに生姜を入れたキビナゴの生姜煮は、私の大好物でした。

“私食べる人”だったその頃の私は知らんかったのですが、キビナゴはとてもデリケートな魚なのだそうです。きれいな水の中でしか生きていけない上に、水から出すとすぐに死んでしまうのだそうですね。

 

そんなキビナゴの旬は12月から2月頃の寒い時期と、産卵前の春先から初夏だそうです。ことに産卵前の子持ちのキビナゴは、煮付けや揚げ物に最高!一番美味しいと言われています。

 

実は先日、ご近所さんからキビナゴをいただきました。体長10cmの子持ちキビナゴ。理想のスタイルです!

子供の頃は生活習慣病も、EPAやDHAという言葉も知らなかった私ですが、さすがに70歳を過ぎると、食物による健康効果も気になります。

作り方も簡単。しかも栄養満点の骨ごと丸ごと食べられるレシピに感謝しながら、キビナゴの生姜煮を作りました。

 

 

【材料】

キビナゴ    40匹くらい

生姜      ひとかけ(10gほど)

酒       大さじ2

みりん     大さじ2

しょうゆ    大さじ2

さとう     大さじ1

水       200cc

 

 

【作り方】

1)キビナゴはさっと洗っておく

2)生姜は千切りにしておく

3)鍋に水100cc、さとう、しょうゆ、みりん、酒を入れてひと煮立ちさせる

4)そこにキビナゴと千切りにした生姜を入れ、中火で15分ほど煮る

※アルミホイルで落とし蓋をして煮る

※鍋は大きすぎず、小さすぎずがオススメ。小さすぎると魚が重なり過ぎて煮くずれるし、大きすぎると煮汁がたくさん必要になる

※鍋底に魚が焦げ付かないように、時々鍋をゆする