菜園のしそが大きくなりました。赤じそが1mくらい、青じそは1m30cmになっています。今年は菜園が初めて鹿の被害にあいました。しかも2回も。ネット張りなど対策に追われて、しそ茶作りが大幅に遅れてしまいました。
しそ茶は夏の暑い間に作ります。早くしないと穂が出て葉っぱが小さくなってしまうので、一生懸命摘み取っているところです。
しそ茶を作りはじめてもう20年近くになります。毎日しその葉を15枚ほど食べていたら健康になれると聞いたのがきっかけです。生葉だと利用期間が限られますからね。なんとか一年中しその恩恵を受けたいものだと考えて、お茶を作り始めました。
しそには赤じそと青じそがあります。栄養は青じそのほうが優れているとのことですが、薬効は赤じそのほうが優れているそうです。私は2つのいいとこ取りをして、ブレンドして作っています。
大量に作るので、一枚づつ丁寧に葉っぱを摘むようなことはできません。葉先と大きい葉っぱを適当にちぎります。それをきれいに洗って乾燥させます。
干す際に日干しか陰干しかで悩んだこともありましたね。健康茶作りは材料によってその扱いが違うようなので、どちらにしたらよいのか迷ってしまいました。
必要にせまられて「食べて治す医学大事典」という本を買った時に、半日日干し、そしてあとはカラカラになるまで陰干しと書いてあったので、以来ずっとその方法でやっています。
ふりかけなどに使うときは粉末にして。お茶にする時は急須に適量入れ、熱湯を注いで5分~8分おいて飲んでいます。
寒気がする時や熱がある時には、煎じたものが効果的だそうです。生姜やみかんの皮を一緒に煎じて温かいうちに飲むのがいいそうです。私も以前はよくそうしていましたが、いつ風邪を引いたか忘れるほどになった今は無縁のものとなりました。もっぱらお茶を楽しんでいます。
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以前は「しその葉がたくさんあるのだけど、なにか使い道はないかしら?」とよく相談を受けたことがありました。その時には前回投稿した“しそジュース”の作り方や、お茶として利用する方法を伝えましたね。
しそジュースは少し手が掛かりますから、お茶にする人が多いようです。香りがいいのでリラックスできると、まあ高齢化のせいもあるのでしょうが、皆さんマメにお茶を作って飲まれているようです。中には1m50cmほどのしそを、元から刈り取ったそのままで天井から吊していた人もいて、びっくりしたこともありました。
また、秋になると花が咲いて穂じそができますが、これは咳止めの作用にすぐれているそうです。穂じそのお茶を作る時は陰干しにします。私は穂じそもしそ茶とブレンドして使っています。
《しそ茶の効果》
●しその独特の香りは胃液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、胃や大腸、小腸の働きをよくする
●神経症や不眠症を治す作用もあるので、精神的ストレスによって食欲不振になっている人にピッタリ
●胃が悪くて食欲がない人にもよく効く
●貧血、高血圧、冷え症などの改善にも効果あり
●更年期障害による精神不安にも効果あり
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