夏本番、虫さされに悩まされる季節になりました。
今は虫さされの薬もいろいろ市販されているようですが、あまり薬は使いたくない・・・という方のために、とっておきの方法をお伝えしたいと思います。
それは「朝顔の葉」を使うことです。
私はどちらかといえば、虫さされには強い人間でした。ブヨに刺されても、普通の人が蚊に刺されたくらい。ちょっとアロエを塗るだけで、すぐに治っていました。
ところが体調を崩してからは、蚊に刺されても大きく腫れ上がり、アロエを塗っても、市販薬をつけても、治りにくくなってしまったのです。ひどいときには炎症を起こしてとびひになる始末でしたね。
何かよい方法はないものか?と一生懸命探していた時に、弟がやってきました。弟はいくつもとびひのできた私の腕を見てビックリ!「どうしたんぞ、その手は?」と心配してくれました。
「最近、蚊に刺されるとこんなになるんよ」というと、それならいい方法があると教えてくれたのが、朝顔の葉をもんでそのしぼり汁をつけることだったのです。
「えっ、朝顔って観賞用じゃなかったの?」と聞いたら、日本に入ってきた時には薬として使われていたらしいと話してくれました。
痛み、かゆみに加えてこのジクジク。不快なことこのうえありません。弟の言うことだから間違いないとは思ったものの、半信半疑で朝顔の葉のしぼり汁を患部につけてみました。
一晩たってみたらなんと驚き!どんなマジックを使ったの・・・と思うくらいにきれいになっていましたね。ジクジクしていたところはきれいに乾燥していました。
朝顔は古典園芸植物だそうですから、かなり昔から栽培されていたのでしょうね。花言葉は「愛情」だそうです。愛で虫さされを治してくれているのでしょうか?優しい植物です。
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いつの時代に、どこのどなたが、虫さされに効くことを発見して下さったのかわかりませんが、私はこの時から朝顔の大ファンになりました。
身近な植物で、もんでそのしぼり汁をつけるだけで治る。しかも早くきれいに!いいことずくめです。虫さされに朝顔がいいと知ってから、もう10年くらいになります。あれ以来、私は観賞目的ではなく“虫さされの常備薬”として、毎年朝顔を植えています。
アレルギーの方は特に、虫さされに弱いと聞きます。小さなお子さんだと、親も子もなおつらい思いをされることでしょう。もし虫にさされたらぜひ一度朝顔の葉のしぼり汁をつけてみて下さい。
私は後に『普及版・食べて治す医学大事典』という主婦と生活社から出版されている本を買いました。食は医なり・・・の考え方から、毎日の食事としてごく身近にあるものを食べて、より健康になり、病気を治したいとの願いから作られた本だそうです。
その本の“虫さされ”のところに、朝顔の葉のしぼり汁をつけると紹介されています。朝顔の葉を塩でよくもんでガーゼに包み、しぼった汁をつけると書いてありました。
弟が教えてくれたことは、こうして証明されました。そして私の宝の一つとなっています。
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