キビナゴは体側に銀色と青の帯を持つ美しい小魚です。大きなもので、体長10cmくらいになります。
宇和海沿岸に生まれ育った私は、子供の頃から刺身や煮付けをよくたべていました。ことに生姜を入れたキビナゴの生姜煮は、私の大好物でした。
“私食べる人”だったその頃の私は知らんかったのですが、キビナゴはとてもデリケートな魚なのだそうです。きれいな水の中でしか生きていけない上に、水から出すとすぐに死んでしまうのだそうですね。
そんなキビナゴの旬は12月から2月頃の寒い時期と、産卵前の春先から初夏だそうです。ことに産卵前の子持ちのキビナゴは、煮付けや揚げ物に最高!一番美味しいと言われています。
実は先日、ご近所さんからキビナゴをいただきました。体長10cmの子持ちキビナゴ。理想のスタイルです!
子供の頃は生活習慣病も、EPAやDHAという言葉も知らなかった私ですが、さすがに70歳を過ぎると、食物による健康効果も気になります。
作り方も簡単。しかも栄養満点の骨ごと丸ごと食べられるレシピに感謝しながら、キビナゴの生姜煮を作りました。
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【材料】
キビナゴ 40匹くらい
生姜 ひとかけ(10gほど)
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
さとう 大さじ1
水 200cc
【作り方】
1)キビナゴはさっと洗っておく
2)生姜は千切りにしておく
3)鍋に水100cc、さとう、しょうゆ、みりん、酒を入れてひと煮立ちさせる
4)そこにキビナゴと千切りにした生姜を入れ、中火で15分ほど煮る
※アルミホイルで落とし蓋をして煮る
※鍋は大きすぎず、小さすぎずがオススメ。小さすぎると魚が重なり過ぎて煮くずれるし、大きすぎると煮汁がたくさん必要になる
※鍋底に魚が焦げ付かないように、時々鍋をゆする
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