「散切り(ざんぎり)頭を叩いてみれば文明開化の音がする」
ネットで調べてみたら、文明開化とは、明治時代の日本に西洋の文明が入ってきて、制度や習慣が大きく変化した現象のことをさすと書いてありました。
ところで、今はもっともっと全てが進化してきています。そして、その影響は日々の暮らしの中で、想像も出来ない形で現れることがあるようです。
こんなことがありました。エアコンをつけた時のことです。なんと表現すればよいのか、言葉が見つからないのですが・・・。
突然異様な音がしました。「故障かな?」と思った時です。何かが空を飛んで、畳の上にポタッと落ちました。
あまりの猛スピードに、なにが起きたのか解らなかったのですが、畳の上に落ちている物体を見たら、ナント!ムカデでした。
高校生の時に、一度ムカデにかまれた経験のある私。反射的にたたき殺しましたが、もう、驚きましたね。
快適なお休みどころを見つけたと、ムカデは大喜びでお昼寝でもしていたのでしょうか?
ムカデは体は小さいし、足も速い。おまけに木登りもできるそうなので、おそらくエアコンの壁穴からでも侵入したのでしょう。
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空中飛行という初体験を楽しむ間も無く、気絶。その上に私にたたき殺されたのでは、余りにもかわいそう・・・。ムカデに言葉があったなら、「こんな世界があることは知らなかった。両親も教えてくれなかった・・・」と嘆いたでしょうか?
この話をしていたら「もっと面白いことがある!」とKさんが言いました。奇想天外ということがありますが、まさにそれでした。聞いて下さい!笑って下さい!
用事を済ませて居間に入った時のこと。つけっぱなしのテレビの前で、お行儀よくテレビを見ているモノがいる。
よくよく目をこらして見たら、なんと狸だったそうです。裏山からエサでも探しにきていたのでしょうか?
分福茶釜じゃあるまいし、そんなに狸と人がお近づきになるなんて・・・と言いながら、狸がチョコンと座ってまじめ(?)にテレビを見ている姿を想像して、みんなで腹を抱えて笑いました。涙が出るほど笑いました。
自分の家で同じことが起きたなら、笑い事では済まなかったでしょうね。ひょうきん者の私ならなおさら。他人ごとだから笑っていられたのです。ゴメンね、Kさん。
ただあまりにも笑い過ぎて、その時狸が見ていた番組名を聞き忘れたことが残念です。
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