今の自分に何が一番必要なのかわからなくても、強く強く「健康」を念じていたら、どこからかその答が届きます。
5年前、退職後体調を崩して難儀していた私のもとに不思議なものが届きました。30cm×20cm、それは小さな座布団のようなもので、2枚入っていました。それには何か詰め物がしてあり、一針一針丁寧にキルティングされていました。
手縫いの温かみが伝わってきて、とてもいい感じ・・・。でもこれはいったい何かしら?どうして使えばいいの?と、わからないことばかりでした。
レンジで2分間チンして、痛いところや冷えるところに当てて使って下さいとのメッセージがありました。
さっそくレンジでチン。お腹と肩に当ててみると、心地よい温もりが伝わってきました。今まで味わったことのない優しい温もり・・・。私はそれまで電子レンジ湯たんぽとホッカイロを愛用していたのですが、それらとはまったく違う温もりを感じました。それだけではありません。電子レンジ湯たんぽと違ってずり落ちる心配がありませんでした。肩に当てたまま安心してその温もりを楽しむことができました。
中には何が入っているのだろうと調べてみたくなりました。なんと中に入っていたのは玄米でした。お米ってすごいパワーがあるのですね。驚きと感動でのスタート。これが玄米カイロと私の出合いです。
その直後、またまた不思議なことが起こりました。それは一冊の本です。「湯たんぽを使うと美人になる」という斑目健夫先生が書かれたものでした。これが単なる偶然でないことは確かでした。美人になれるかどうかはともかく( ´▽`)何かスゴいものが私のために用意されているのだろうと思いました。
それには湯たんぽで上手に熱を補いながら徹底して冷え対策に取り組むことで、免疫力があがって体調がよくなると書かれており、湯たんぽの正しい使い方・効果について述べられていました。
湯たんぽは夜だけお布団の中で使うもの・・・と信じていた私には、目からウロコのお話でした。それだけでも十分嬉しいのに、さらに2つの宝が用意されていたのです。
一つは、私がずっと知りたかった「微熱」について書かれていたことです。二つ目は「玄米保温袋」として、玄米カイロの作り方が詳しく図解されていたことです。思わず小躍りしたくなるような衝撃でした。
まず微熱。そこにはこう書かれていました。微熱が続く時には、体は逆に冷えた状態にある。冷えに対する防衛反応として発熱しているのではないかと考えられる。
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しかしその防衛反応も限界に達すると、今度は一気に低体温に陥る可能性がある。微熱は健康を阻害する危険信号と考え、積極的に湯たんぽによる加熱、保温に取り組むことをお勧めしますーと。
そんな大事なことを知らずに、加熱・保温どころかしばらく解熱剤を飲み続けていたわけですから、まさに自殺行為にも等しいことをしていたわけですね。よくもまあ、命が助かったものだと助言して下さった皆様に感謝しています。
湯たんぽの使い方については「体の冷え」は「筋肉の冷え」なので、4つの大きな筋肉を集中加熱するとよいのだそうです。
お腹→太もも前面→お尻→二の腕と湯たんぽを移動しながら温めるとよいと書かれていました。
問題なのは温めにくい場所。首や肩、膝などを温めるのにすすめたいものとして、玄米カイロが紹介されていたのです。
理屈はわからなくても気持ちイイものは気持ちイイ。けれどこうして詳しく説明していただくと、さらに効果大。こまめに体を温めて、免疫力アップ。1日も早く健康を取り戻したいという積極的な気持ちになりました。
斑目先生によれば、冷え治療の第一歩は外から熱を加えて、内蔵の循環血液量を増やすことに始まるとのことです。
24時間は無理としても、できるだけ長時間体を温めたいので、私は三角巾にヒントを得て細めのベルト状のものを考案しました。これだと家事をしながら腰や肩、おなかを暖めることができ、とても重宝します。もちろんショッピングにもつけて行きます。
このことによって、それまで使っていたホッカイロはまったくいらなくなりました。ちなみに私が28年間に使ったホッカイロ代金は80万円くらいです。
驚かれる方がいますが、これは10月1日から3月末までは、どんなに暑い日でも丹田と裏丹田のあたりが冷えて、体調が悪くなるのと、足の冷えがひどかったので値段の高い足用カイロを使っていたことによるものです。
これでもか、これでもかというくらいに湯たんぽや玄米カイロで加熱・保温を繰り返し、適度な運動、体のあたたまる食事を心がけても、一朝一夕には「冷え」とおさらばすることはできません。でも、少しずつ体調がよくなっていることは実感できます。
玄米カイロをプレゼントして下さったHさんと、斑目先生に心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました
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